top of page
検索
執筆者の写真Eiji Hagiwara

経営に必要な「会計学」③

稲盛和夫氏の“会計学”からの学び

◎会計は、経営の羅針盤

会計の数値は、飛行機のコックピッ

トにある羅針盤の数値にたとえると

ことができます。

パイロットが計器盤を見ながら飛行

機を操縦するように、経営者は会計

数字を見ることで会社の舵取りを行

います。

もし飛行機の計器盤が狂っていたら、

正しく飛行することができないよう

に、会計数字がいい加減であれば、

会社は誤った方向に進んでしまいま

す。

つまり、会計とは、企業経営におい

て羅針盤の役割を果たすものであり、

「経営の中枢」と呼べるほど重要な

ものなのです。

◎役割

飛行機の計器盤がいくつも集まり、

その一つ一つが正しく作動しなけれ

ば羅針盤の意味がなくなります。

その計器盤の内容には‘営業’もあ

り‘製造’もあり‘経理’もあり、

あらゆる経営の中枢が集まっていま

す。

その結集したものが目に見える

“決算書”となります。

どの分野も重要でなくてはならいな

いものです。

経営者の役割は、これらをどう見て、

どう動かし、どう予測するか。

経営者の役目は非常に重要で大きな

ものですね。


閲覧数:4回0件のコメント

最新記事

すべて表示

経営に必要な「会計学」㉑

稲盛和夫氏の“会計学”からの学び ◎売れる見込みのない在庫は、 早く処分する ・在庫をよく調べてみると、売れる 見込みのない製品が倉庫の奥に残っ ていることがあります。 製品はお客様に買っていただいて初 めて価値があるのです。買ってもら えない製品は、いくら優れていると...

経営に必要な「会計学」⑳

稲盛和夫氏の“会計学”からの学び ◎在庫は可能な限り持たない ・在庫を持っておく方が、営業はお 客様から注文があった場合にすぐに 納品ができ、製造も計画的に生産が できて良いという意見があります。 営業・製造の立場からみればそうか もしれませんが、会社全体からみれ...

経営に必要な「会計学」⑲

稲盛和夫氏の“会計学”からの学び ◎経費は予算ではなく、 必要に応じてそのつど使う ・『予算制度』には大きな落とし穴 があります。 『予算制度』は次年度の目標とする 売上や利益を実現させるために、 これくらいの経費が必要と事前に計 画し、それに従って事業を運営して...

Comentarios


bottom of page